こんにちは。ワクチンを接種できたので、7月1日から屋久島に2泊3日の旅行に行ってきた。
しかしこのご時世で旅行に出かけた罰なのか、製造が安定していないのに同僚にまかせて旅行に出かけた罰なのか(製造の人間にありがちな過剰な責任感)、屋久島は土砂降りによる大雨警報で予約していた縄文杉トレッキング、白谷雲水峡トレッキングはすべてキャンセルになった。
そこで今回は定番の縄文杉・白谷雲水峡トレッキングを除いた屋久島のおすすめスポットを紹介する。
目次
旅行の時期は必ず梅雨明けにする
お薦めを紹介する前に一つ忠告させてほしい。屋久島への旅行は梅雨の時期を絶対に避けよう。今回は梅雨入りが早かったこともあって、7月初日からにしたが、まだ早かった。夏に屋久島に行く場合は必ず7月中旬からにしよう。
屋久島はひと月のうち35日は雨が降るといわれるほどの高温多雨な気候である。一時的な豪雨であれば問題ないが、連日雨が降ると山から川・海への排水が追い付かなくなるため、山に入れなくなるというメカニズムである。
雨が続く梅雨の時期は、降雨時間が短くても大雨警報が発令され、山に入れなくなるため注意しよう。
管理人がトレッキングから引き返す際に撮影した川の氾濫動画がめざまし8で使用された時のスクショである。屋久島まで行って何をしているのかほんとに。
レンタカーを借りよう
屋久島の移動手段はレンタカーがベストである。
屋久島には安房と宮之浦という2つの大きな港町がある。お土産屋、食事処は大半がこの二つの町にあり、その間の道路に残りのお店が点在している為、この2つの町を押さえておけばお土産、食事的には問題ない。
しかし安房と宮之浦は20㎞以上、車で30分程度の距離があるので、車移動が必須である。島民も車移動が基本の為、どのお店にも駐車場が併設されており、駐車場代がかかる事もない為心配無用である。
また、後述する滝等の観光名所はバスの本数が日に往復3本しかない、バス停から遠いなどの問題点があるためレンタカーを借りる方が無難である。
今回はガイドさんの紹介でカミヤマレンタカーをお借りした。ガイドの紹介ということで27時間ほどお借りして、24時間分の料金6000円(免責補償費込み)で済まして頂きました。
ガイド、観光業の人たちは連携が強く、情報ネットワークが出来ているので、食事処や観光名所等の情報をガイドに頼るのもよいだろう。
空港、安房と宮之浦には有名どころのレンタカー店があるので、必要になれば都度借りれるので本当に必要になってからでも十分借りられる。
料金の相場は24時間で6000円~7000円(免責補償費込み)ぐらいだが、離島特有のガソリン価格で160円/Lを優に超えてくるため、そこだけは覚悟する必要がある。
西部林道に行こう
屋久島において縄文杉、白谷雲水峡の次に見るべきなのは、世界自然遺産にも登録されている西部林道である。
写真の様な一車線だけ道を舗装しただけで、後は手つかずの森林が15km程続いている。
そヤクサル、ヤクシカが道路上で寝そべっている姿を間近で見る事ができ、また森林が開けた箇所から見える海はとても素晴らしい。
管理人はこの道中でタイヤがパンクしてえらい目にあったので、事前のタイヤチェックと路面の確認を十分に行いながら徐行する事をお勧めする。
雨の日は滝に行こう
大雨警報が出た場合には山に入れない。万が一ツアーが中止になった場合は、大川の滝、千尋の滝、トローキの滝を巡ろう。
移動方法は以下のサイトを参照
大川の滝
大川の滝は日本の滝100選にも選ばれる程の大きな滝で、落差が88mにあり、滝つぼまでの距離も近い事からかなりの大迫力である。この滝を見ると、屋久島全体が山で勾配差があり、降雨量が多い事が良く分かる。
特に雨が降った日の流量はとんでもなく、立っているだけでびしょ濡れになる為傘を持って見に行こう。
千尋の滝
千尋の滝は大川の滝とはまた違った趣で、滝つぼまではかなり遠いがその分滝全体を眺望することが出来る。
特に山肌が滝や雨で削られたのか、花崗岩特有(屋久島自体が火山の為、島全体が火成岩)特有のつやのある岩肌が見え、自然の雄大さを感じる。
こちらはバス停から1時間以上坂を上る事になるため、必ずレンタカーで訪れてほしい。
トローキの滝
トローキの滝は、山から海につながる滝であり落差はそれ程ないが、海と滝の両方がみられる。
このトローキの滝への歩道がとても分かりにくいので、一旦近くのポンタンカンの里に車を置いてから歩道を探そう。
食事のお薦め処
最後にお薦めの食事処を紹介する。
ヒトメクリ
このお店では屋久島の野菜、魚を使用した定食、パスタ、ラーメンを食べることが出来る。このお店でお薦めしたいのは屋久鹿を使った料理である。
今回は屋久鹿のももステーキと屋久鹿の竜田揚げをいただいた。屋久鹿は肉感がつよいが柔らかく、ジビエ特有の癖もなく非常に食べやすい。屋久島に訪れたら、一度は食べておきたい。
屋久ドン
地元の雑貨屋の店員さんに教えて頂いた、あごだし(トビウオの出汁)を用いたうどんとトビウオの姿揚げを食べる事ができるうどん屋。
あごだしの効いたつゆは甘いがくどくなく、一気に飲み干せてしまう。さっぱりしたものが食べたいときにお薦め。今回食べたのはうどんととろろ丼のセットで1050円だった。
レンガ屋
これも地元の人に教えてもらった屋久鹿を食べることができる焼肉屋である。新鮮な屋久鹿を食べる事できるらしい、、、
訪問した21年7月時点で、ランチはテイクアウトのみになっていたので、店のインスタを確認して開店状況に注意してほしい。
首折サバはマジでうまい
お店ではないが、ホテルの食事のオプションで首折りサバを食べたがこれが本当に美味しい。サバ特有の青臭さがなく、新鮮で透きとおるような身も美しい。
この首折サバは屋久島でしか食べる事ができないと言われているので、ぜひ食べてほしい
今回は屋久島旅行について、体験記を書いた。縄文杉、白谷雲水峡が見れなくても落ち込むことなく屋久島を楽しんでほしい。
以上、ご安全に?